超初心者がbotトレードで自動売買するための最短ルートとは?

こんにちは、ココです。

プログラム初心者ですが、botトレードしてます。

私が初めて動かしたbotはAKAGAMIさんの開発したbot「ドテン君」です。

みんなの疑問はきっとこれです。プログラム超初心者でもbotトレードはできますか?

「YES」

逆に、すでにプログラミングに取り組んでいる中上級者の方には、この記事は全く参考にならないと思いますがご了承ください。

私と同じような初心者の方がbotトレードを実現するために必要な最短ルートを、あくまでも専門用語をなるべく抜きでざっくりと説明したいと思います。

さて、botトレード環境を作るのにも色々な方法がありますが、私の場合は、このような方法で自動取引を実現しました。

①ビットコインFXができる仮想通貨(暗号資産)取引所に口座を用意する。

②botのソースコードを入手する。

③AWS Cloud9 というクラウドサービス上にソースコードをコピペする。

④ソースコードを保存する。

⑤ソースコードに実行権限を与える。

⑥取引所のAPIキーとシークレットをソースコード内に入力する。

⑦実行コマンドを入力して、いざ自動取引開始。

おそらく、この記事を読んでいる方はすでに取引所の口座を持っている方が多いと思うので、スムーズに行えば上記の手順は一日で実行できます。

それでは、それぞれの手順を詳しく解説していきたいと思います。

まったく初めての方は順番に読み進めてください。すでに知っている部分があれば、必要な箇所まで飛ばしてください。

(参考:使用しているOSはWindows10、ブラウザはChromeです)

ビットコインFXができる取引所に口座を用意する。

botで自動売買をするにあたって必要なのが、ビットコインFXができる取引所です。

もちろん株式や為替でも自動取引はできると思いますが、私はまだ使ったことがないですし、初心者の方にはハードルが高すぎでしょう。プロや強者共がひしめき合ってる場所だと思うんで…。(想像)

ビットコイン「FX」と言ったのは、ロング(購入)だけではなくショート(空売り)もできるからです。現物を売買できるだけの取引所では、botトレードには向きません。

FXであれば、ショートができるのでビットコインバブルが崩壊して価格が暴落しても利益を出すことができます。

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そうなると、選択肢は限られてくるのですが、有名どころで多くのユーザーが利用している取引所が bitFlyerBitMEX です。

私も両方の取引所を利用しています。

いずれかの取引所の口座をすでに持っている方は、手順②に進みましょう。

口座がまだの方は、まず登録からスタートしましょう。

bitFlyer は日本で最大の取引所で、資本力も大きく、セキュリティ面も比較的優れています。登録はすぐにできますが、売買ができるトレードクラスに上げる時に書類による本人確認が必要になるので、早めに申し込んでおくと良いでしょう。

BitMEX は海外の取引所で、日本のユーザーが多く、日本語にも完全対応しています。2018年に入ってから、一気に人気が出てきました。即日にアカウント登録ができます。

ネット上で公開されているbotのソースコードは、bitFlyerかBitMEXでの使用を前提に開発されているものがほとんどですので、この2つの取引所をまずはおさえておきましょう。

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botのソースコードを入手する。

さて、取引所の口座が準備できたら、次はbotトレードの核となるソースコードを入手しましょう。

bot用のコードはPythonというプログラムで書かれたものが一般的です。

以前であれば、このPythonを勉強して自分でプログラムを作らないといけなかったわけですが、2018年に入ってからbotトレードブームで多くの方がソースコードを公開するようになってきました。

noteにて有料でソースコードを販売する方や、ブログ等で無料でソースコードを公開している方もいます。

ということはつまり、有料無料を問わず、現在ではこのようにソースコードを手に入れることは難しくなくなっています。

※注意 ソースコードを購入した場合は、著作権を遵守しSNSやブログ等で転載しないように気を付けましょう。あくまでも個人での利用にとどめるのがマナーです。また、投資である以上、必ず利益が出るというものではありません。

私が購入したのは、AKAGAMIさんの開発した通称「ドテン君」というプログラムで、noteでの価格は¥50,000と、販売されているソースコードの中でも最も高価な部類に入ります。

※注意

運用時期によっては成績マイナスの方もいるようです。他にもbotの種類はたくさんあり、私も複数のbotを購入しています。投資はあくまで自己責任。

その他にも、多くのbotトレーダーの方がbotの作り方やソースコードを販売、公開していますので、自分の好きなものを選んでみるといいでしょう。コードの内容を吟味するのは難しいでしょうから、話題になっているbotを選んだり、開発者の方の人間味で決めるのもアリだと思います。多くのbotトレーダーさんがTwitterやnoteで情報発信していますよ。

注意点としては、実行環境や、対応する取引所が自分の利用しているものと合っているかどうかくらいはチェックしておきましょう。botプログラムが短期トレード用か中期トレード用かもポイントです。もちろん自分自身でカスタマイズすることができれば、使い方の幅は無限に広がります。

※モイさんのbotは現在販売終了となっています。

※その他のbotトレーダーさんにも興味がある方はこちらの記事を参照してください。「天下一BOT会」というbot大会に出場した24名の選手がリストされています↓

※この記事では第一回「天下一BOT会」について書いています。 「第二回天下一BOT会 令和元年記念大会」についてはこちら↓ ...

※追記 はむとれはサポート体制が最も充実しています。

「はむとれ」使ってみた。ストラテジーが選べる仮想通貨の自動売買プラットフォーム。

※画像は「はむとれ」公式HPより こんにちは、ココです。 ストラテジーが選べる仮想通貨自動売買プラットフォームの はむと...

AWS Cloud9上にソースコードをコピペする。

さて、ソースコードを手に入れたら、次はそのコードをどこで動かすかが問題ですね。

自分のパソコンで動かしてもいいのですが、PCの性能や多少の専門知識が必要になります。
そこで初心者の方におすすめするのが、現在主流となっている AWS Cloud9 というAmazonが提供するクラウド上のサービスです。

このCloud9上に先ほどのソースコードをコピペすればいいのですが、これについてはいくつかポイントがあるので、こちらの別記事↓にてガッツリ説明してあります。特に問題がない方は先に読み進めてください。

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初心者でもボットトレードをしてみたいよね。ということで、Pythonなどのプログラムが苦手な初心者の方でもボットプログラムを動かせるように、専門用語はなるべく抜きで超ざっくりと説明したいと思います。AWS Cloud9でPythonのソースコードをコピペする方法...

botを購入しても動かせるかどうか自信がない方は、ここまでの手順を実行できるか試してみてください。取引所の準備と AWS Cloud9を使える環境が構築できたら、後はソースコードを入手するだけです。

ソースコードを保存する。

Cloud9上にソースコードをコピペできたら、まず最初に、ソースコードに名前をつけて保存します。

操作は簡単で、キーボードの「Ctrl+S」を押します。ファイルを選んだ状態(カーソルがピコピコしてる状態)で行ってください。

好きなファイル名をつけ、拡張子「.py」をつけて保存します。

ここでは一例として「trade.py」という名前にします。画面上部「Run」の右側に「All changes saved」と表示されていたら成功です。

この記事では、以下、ファイル名を「trade.py」で説明します。

コードを書き換えた時は常に実行前に「Ctrl+S」で保存する癖をつけておきましょう。

ソースコードに実行権限を与える。

次に、コードに実行権限を与えます。そのままでは動かないんですね。

このあたりでつまづく方も多いのですが、この記事にたどりついたあなたはラッキー。無駄な回り道は必要ないです。

では、Cloud9のターミナル(画面下側の命令文を入力する所)を見てください。

ec2-user:~/environment $

となってますね。この右側に続けて、以下の命令文を入力してenterを押します。

chmod 755 trade.py

これは、ファイルに実行権限を与えるためのコマンドです。特に画面上での変化は起こりませんが、変更できています。確認したいときは以下を入力してください。

ll  (小文字のエル2回を入力してenter)

-rwxr-xr-x 1 ec2-user ec2-user 2732 Apr 4 07:20 trade.py

このような表示が返ってきたらOKです。細かな記号の意味は省略しますが、「読み書き実行可能な状態にしました」と捉えてください。これでソースコードに実行権限を与えました。

APIキーとシークレットを入力する。

購入したソースコードによって多少の違いはあると思いますが、取引所のAPIキーとシークレットを入力する所が用意されていると思います。簡単に言うとパスワードです。

これを入力しないとCloud9でプログラムを実行しても自分の取引所に命令が伝わりません。当然ですね。トランシーバーの送信側と受信側で設定を合わせるようなイメージです。(そんなアナログな話ではない)

自分が使っている取引所でAPIキーとシークレットを取得して、ソースコード内の「api_key」と「api_secret」の所に入力します。(表記は異なる場合有り)

例えば、AKAGAMIさんのドテン君の場合、ソースコード内にAPIを入力する所がこのように分かりやすく用意されています。

※注意 APIキーとシークレットは自分だけで管理し、絶対に公開しないでください。

変更が終わったら「Ctrl+S」で保存を忘れずに。

実行コマンドを入力。

さて、緊張の一瞬。後は実行コマンドを入力すればbotが動き出します。

まあ、たいていの場合は何か設定ミスしてたりしてエラーが出たりしますが、無事に設定できてたら、動いちゃうわけですな。

botが動き出しても、損するか得するかは誰にもわかりません。ロット管理は大丈夫ですか?レバレッジ設定は?

すべての準備ができた方は、ターミナルに以下の命令文をどうぞ。

./trade.py

停止したい場合は、「Ctrl+C」を2回押してください。

以上、「超初心者がbotトレードで自動売買するための最短ルート」というテーマで、私の実例を交えて紹介しました。

※環境やコードの違い、PCの設定等によっては動作が異なる等の状況もあるかもしれませんが、個別の質問などへのサポートはできませんので悪しからずご了承ください。

ちなみに、本記事はプログラミングができなくてもbotでの自動売買ができるように解説していますが、プログラミングの勉強を否定するものではなく、長期的に見ればロジックの変更やパラメータの微調整も含め、Pythonの習得をしておくことは非常に大きな財産になると思っています。私も時間に余裕がある時にbotトレーダーさんのnote記事を読んだりして、少しずつ勉強しています。

ですが、まずは自動で動くbotを実際に動かしてみる。その感動がすべてのスタート地点であるという考えです。

一つの参考記事として、これからbotトレードを始めてみたい方のお役に立てれば幸いです。

上級者向けの記事は書けないのですが、反響があればbot初心者向けの記事を追加するかもしれません。

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※bot初心者向け記事まとめ↓

初心者でもbotトレードしてみたいよね。ということで、総合案内ページとしてbot関連記事をこちらにまとめました。超初心者がbotトレードで自動売買するための最短ルートとは? ドテン君運用 AWS Cloud9等

「銭ナビ」の記事を読んでくれてありがとうございます。

 

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