TradingView を利用する短期トレーダーの方がチャートを見るとき、ほぼ100%と言っていいほどこのローソク足チャートを利用していると思います。
なんか、ローソク足を読むことができて初めてトレーダーというイメージですよね。(多分、気のせいではないと思う)
中には、初心者なのになんとなく無理をしてローソク足チャートを使っている方もいるのではないでしょうか。
私が初めてこのローソク足チャートを見たときは、何だか見にくいなと思ったのを覚えております。
ローソク足チャートはもともと日本発祥のチャート形式で、海外でもその有効性が高く評価されており、現在では世界基準のチャートの一つとして認識されております。
本体と上下のヒゲの組み合わせにより、買いと売りのパワーバランスを推し量ることもでき、とても便利なものです。
実際に、ローソク足チャートの見方を覚えると、特に短期トレードにおいては非常に威力を発揮します。
ですが!チャートの表現形式はこれだけではなくて他にも色々あるので、用途に応じて、自分の好みに応じて変えてみることもアリだと思います。
私の場合は、FXなどで短期トレード用のチャートを見る場合はローソク足を見るようにしていますが、長期チャートで全体的な動きを把握したい場合はローソク足チャートは使いません。エリアチャートを使うことが多いです。これ。↑
こちらはビットコインの長期チャートですが、こちらの方が初心者の方にもなじみやすい形だと思います。
ちなみに、全く同じチャートをローソク足で表示するとこんな感じ。↓
なんか意味わからなくないですか?
少なくとも、かなり見にくくなった気がします。(個人の見解です)
TradingView でチャート分析をするときにおいても、情報が多ければ多いほどいいというものではありません。
むしろ、上級者になるほど必要な情報量を削っていってシンプルな状態で判断した方が良いということがあります。ローソク足のみで判断することを勧めている上級トレーダーの方もいますね。
インジケーターに関しても同じで、たくさん表示すればするほど良いというものでもなかったりします。上記は悪い例かな。
情報をシンプルにすればするほど判断はしやすくなります。常に安定して同じ判断をできるようにするためには、自分の得意なチャートやインジケーターを数種類だけ「お気に入り」にしておくのがおすすめですね。 その状態で場数を重ねていけば、だんだんと経験値が増えていって良い投資判断ができるようになると思います。
ということで、チャートを見る時に「必ずしもローソク足を使わなければいけないわけではない」というお話でした。
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