ビットコインを損切りせよ。生き残るために。

今日のテーマは「損切り」です。

みなさ~ん、損切りできていますか?

塩漬けになったままのビットコインをずっと持っていたりしませんか?

損切りできないと死ぬ

損切りはトレードをしていく上で一番大切なテーマですね。

これができないと投資において生き残っていくことはできません。絶対条件であり、まず一番最初に覚えておくべきことです。

「損切り」というのは、簡単に言いますと、トレードをして損失が発生している状態でポジションを決済することです。「ロスカット」とも言います。

損切りの反対は「利確」もしくは「利食い」と言って、利益が出ている状態でポジションを決済することですね。一番嬉しい、楽しいことです。

損切りというのは心理的には一番やりたくないことなんですね。

この銘柄は価格が上がるだろうと思って買った。なのに価格が下がった。そんな時、ずっと我慢して持っていればいつか回復するんじゃないか。負けを認めたくない。頼む、上がってくれ。こんな気持ちが損切りを遅れさせます。

ですが、市場は無慈悲です。そのまま放っておくと傷口はどんどん広がって、最終的にあなたは死にます。

ラッキーで助かる場合もありますが、覚えておいてほしいのは、損切りをしないということは、一撃で即死してしまうかもしれない、そんなやばいことをしてしまっているということです。

投資において大切なことは生き残ることであり、生き残ってさえいれば経験値が増えていきますから、これから先、勝てるチャンスをいくらでも掴むことができます。

それが分かっている人は目先の小さな損失にとらわれず、さっさと切ることができます。

無慈悲に、機械的に、淡々と、切る。

損切りは絶対に必要なことですので、無情に機械的に切っちゃってください。

例えば、ビットコインの価格が上がると思ってロング(買い)ポジションを取りました。

あ、自分が思ってた動きと違う。はい、損切り。

こんな感じです。簡単ですよね。

自分のルール設定をとにかく忠実に守ること。機械的に淡々と損を切るということです。

ただし、むやみやたらに損切りを繰り返すだけでは「損切り貧乏」という言葉もありますから、自分の基準をしっかりと持っておくことが必要です。

例えばポジションを持った価格から5%下がったら損切りするとか、チャート上にサポートラインを引いてそのラインを割ったら損切りするとか、基準は自分なりで良いのですが、その基準を必ず守るというところがポイントになります。

そしてポジションを取る前の時点で、チャートがこの後どう動くのか自分なりのシナリオを描いておくということが大事です。その描いたシナリオにならなかった場合に、迷わず損切りします。

そしてチャートが時間経過とともに自分の想定とズレた動きをしても、途中で判断を変えないこと。

例えばロングポジションを持つ場合であれば、その銘柄の価格が上がると思って買うわけですが、逆に下がって来た。あれおかしいぞ。でもそろそろ反動で上がるだろ。

この時に、最初に決めておいた損切りラインを変更するようなことはしてはいけません。

一度でも自分のルールを変えてしまうと、後はずるずると悪循環が続いてしまいます。

損切りのメリットは絶大

損切りを行うことのメリットとしては、資金が塩漬けになって長期間動かせないということを回避する意味がありますね。

つまり、そこで損失が発生していてもポジションを一旦終了させて、次に上昇しそうな銘柄に乗り換えれば、よほど早い段階で損失を取り返せる可能性があるわけです。

これから先上昇が見込めないのにずっと持っていても下がるだけですし、損失が大きくなればなるほどダメージは大きくなり、全く身動きが取れない状況になります。レバレッジをかけている場合であれば全資産が飛ぶ場合もあります。これが一番やってはいけないヤツですね。ゲームオーバーです。

間違えてほしくないのですが、損切りというのは損失が小さい時点で、早い段階で行うということが鉄則です。損失が大きく膨らんでしまってから底値で損切りをするというのは間違いですね。

炎がまだ小さいうちに鎮火する。火災の被害を最小限に抑える消防隊のイメージでもいいかもしれません。常に消防隊を待機させておいて、火災が発生したらすぐ出動です。燃え広がってからでは遅いのです。

生き残っているのは損切りができる人

はっきり言ってしまえば、この損切りができるかできないかで、トレーダーとして上級者かそうでないかが別れると言ってしまっても過言ではありません。トレーダーとして生き残っている人、たくさん稼いでいる人は100%損切りを身につけている人です。

トレードが上手くなりたいのであれば、上手な人を真似すればいいだけのことですので、さっさと真似して損切りを身につけちゃいましょう。

投資の世界ではビギナーズラックで利益が出る事があっても、それが「続く」ということは絶対にありません。どこかで一撃で利益を吹き飛ばしてしまいます。まあ、それも勉強代でいいのかもしれませんが、大金を失ってから気づくより、最初から身につけておくのが賢いですよね。

「損小利大」なら4勝6敗でいい

トレードというのは勝ちがあれば負けがある。これがセットで当たり前ですので、そのうちの負けの幅を小さくしていくだけのことです。

絶対に100%勝つ人はいませんし、むしろ勝率50%以下でもいい。勝率が40%とか30%でも、勝利した時の幅を大きく、損をした時の幅を小さくすることで、トータルで勝つことが目的です。「損小利大」という言葉がありますね。

これを徹底して繰り返していくことで、徐々に利益を出していく。これが投資のコツです。そのためのスタート地点がやはり損切りですね。

勝てる投資は地味なんです。

投資は敗者のゲームである。上手く負けることのできる人が勝者となる。

チャールズ・エリス

逆指値注文をマスターせよ

ですから、最初から損切りをする心構えがあり、なおかつ損切りをする価格のラインを決めておかなければこのように素早く損切りをすることはできません。

自動的に損切りできる注文を最初から入れておくのがベストですね。逆指値注文、ストップロス注文と呼ばれるものです。

例えばビットコインの価格で言えば、現在価格が100万円の時に購入したとして、もし90万円まで下がったら売るとあらかじめ設定しておく。これが逆指値注文です。自分が諦めて損切りするラインを最初から設定しておくことで、それ以上の被害を防ぐわけです。

それから、エントリー後に損切りを余儀なくされた場合、すぐに再エントリーすることは厳禁です。そこで失った損失は同じ所では取り返せません。 もう一度明確なエントリーポイントが来るまで待つことです。

まだその通貨塩漬けしてるの?

ビットコインの例で言いますと、2017年まではずっと右肩上がりで上がっていましたが、2018年1月に入ってバブルが崩壊しました。この時に冷静に損切りができた人とできなかった人で運命が別れました。参入時期が早かった人にとっては損切りではなく利確と呼べるラインでしたが、それさえもできなかった人が多いのではないでしょうか。

それまでのバブルの上昇イメージが強く残ってしまっていた人は、最大の利益が出ていた時の資産のイメージが残ってしまって、決済することができなかった。これは失敗例ですね。

仮に、再び価格は上がるんだと信じるにしても、一旦決済してまた底値付近で入り直せば良かったわけですから、損切りをしない理由にはなりません。リスクを増やし利益を減らす理由はないのです。「ガチホ」という言葉にしがみついて、損切りも利確もできない人は投資の世界では取り残されてしまいます。

仮想通貨であれば色々なアルトコインもたくさんありますので、自分が投資している銘柄が思ったように上がらなかったのであれば、すぐに損切りして、もっとチャンスのある銘柄に乗り換えた方が賢いですね。

特に、アルトコインの場合は一見上がっていても、BTC建てで見た時に価値が下がっていくという時期が必ずあります。はっきりとトレンドが現れている時には我慢して持っている必要はありませんので、ビットコインが上がっているのであれば素直に乗り換えた方が賢いです。

損切りマスターは人生が上手い

投資において損切りを身につけている人は、人生においても損切りが上手いということが言えます。

例えば、映画館で映画を観るとします。もし、最初の10分で内容に引き込まれなければ、その映画はあなたにとっては価値がないということなんです。残りの2時間を無駄にする必要はないんですね。入場料がもったいないからと我慢して過ごす時間の方がもったいないわけです。

これが実生活における損切りの考え方です。

決断にあたって他人からの目線を気にしないこともポイントですね。もったいない、かっこ悪いとか。自分の煩悩も無視です。

全てをリセットしたら、また新しいスタート地点に立てる

私も経験があるので分かりますが、下がり続けている銘柄を長期間ガチホしていることは精神的にきついものです。本当に消耗します。

ですが、損切りをしてポジションを決済した時には、ある種の解放感があるはずです。

もしあなたが今、塩漬けの銘柄を持っているのであれば、もう一度よく考えてみましょう。「今、そのチャートの状態で、そこに資産全額をかけられますか?」

もしYESなら、それは「買い」の状態です。信じて待つことができるなら、それを貫きましょう。

そうでないなら、思い切って、損切りしてください。

そして、一旦全てをリセットしたわけですから、次に向けて新しいスタートを切るという位置に立つことができます。