フェイクニュースが世界を席巻!誰を信じればいい?
フェイクニュースが世界的に大きな問題になっているみたいです。
フェイクニュースというのは、意図的に嘘の情報をネット上に流して広めることですね。TwitterなどのSNSを通じてこういった情報が爆発的に広がっていき社会的に大きな混乱を招きます。
例えば、世界的に大きく波及したフェイクニュースの一例としては
「記録的な大寒波でナイアガラの滝が凍った」
「トランプ大統領が突然心臓発作で死亡した」
等があります。
アメリカ大統領選挙ではマスメディアさえも?
昔であれば、このような報道は新聞社だったりマスメディアしかできなかったわけですけど、現在はスマホ一つあれば誰でも情報発信できますので、このような悪意を持った利用方法をすればそれが一気にSNSなどを通じて広まってしまうという現象ですね。
ナイアガラの滝が完全に凍結したとかいうのは、まあ冷静に考えれば分かる話なので、かわいいレベルなんですけど、もっと巧妙で悪質なフェイクニュースもたくさんあるみたいですね。
例えば、アメリカの大統領選挙の時には
「ローマ法王がトランプ氏を支持」
「ヒラリー・クリントンのメールサーバー疑惑を調査していたFBI捜査官が自殺」
というフェイクニュースが流されたんですね。なんか闇を感じますな。
実はほとんどのフェイクニュースは個人発
ところで、このように明らかな意図をもって流されるフェイクニュースもありますが、実は、大多数のフェイクニュースはただ単に世界からの注目を集めるために作られているようです。
こういったフェイクニュースを流す側の目的としては、ただのいたずらだったり、フェイクニュースで注目を集めて自分のウェブサイトのアクセスを増やして広告収入を得るということが目的みたいですね。
嘘の情報でも何でもいいのでとにかく目立てばいい。それでアクセスが増えて収入が増えればいいっていう考え方みたいです。 困ったもんです。
仮想通貨の世界でも嘘や詐欺は当たり前
で、仮想通貨の世界においても、このフェイクニュースがよくあるんですよね。
仮想通貨(暗号資産)の場合は価格操作ですね。相場を操って値段を上げたいとか逆に下げたいという狙いでフェイクニュースが流されることがあります。
例えば、「〇〇の銘柄のアルトコインが✖✖の取引所に上場するらしい」と情報を流せばその通貨の価格を一時的に上げることができたりします。
逆に、「△△の政府が仮想通貨に規制をかけるらしい」というような情報を流して価格を暴落させることもありえますね。
2017年末にあった事例では、ビットコインのハードフォーク関連でビットコインプラチナムが生まれるという情報が流れてきました。
実は私も信じていたんですけど、結局は韓国の高校生がイタズラで発表した情報が広まったということだったみたいですね。日本のTwitter界隈でもかなり盛り上がっていたのでうっかり騙されてました。まあ、特に被害はなかったんですが。
それでも、ハードフォーク狙いで一時的にアルトコインを損切りしてビットコインに乗り換えたという人も多かったのではないかと思います。
仮想通貨投資をする上において情報収集は非常に大切ですが、それらを全て頭から信じてしまっては、このようなフェイクニュースに惑わされることになってしまいます。
基本的には本当に早い情報というのは一部のトップの人間だけにしか回ってきません。我々一般人のところに情報が来て盛り上がってる頃には遅いということですね。周回遅れです。
仮想通貨投資においては、そんな冷めた視点もちょっぴり必要だったりします。
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