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Pineスクリプトとは
今日は、プログラム初心者でもできる方法で、PineスクリプトのソースコードをTradingView上にコピペして、インジケーターやストラテジーを動かす手順を解説したいと思います。
いきなり色々と専門用語が出てきたような気もしますが、PineScriptというのはTradingViewで使えるトレード専用の簡易的なプログラムになります。
という方は、↑こちらの記事で解説してありますので先にお読みください。
基本料金無料から使うことができ、チャート解析やトレードの補助ツールとして大変便利なものですので、この機会に是非触ってみることをおすすめします。
さて、Pythonが何でもできる万能型のプログラムであるのに対し、PineスクリプトはTradingViewの中だけで使えるトレード専用のプログラムになりますので、コマンドの種類も少なく習得や編集が簡単であるという特徴があります。
ですが、いくら簡易的なプログラムといっても初心者の方が自作でプログラミングできるレベルになるのは簡単なことではありません。
でも大丈夫。
公開されているソースコードを入手・購入
多くのbotプログラムのソースコードが販売されているのと同じように、Pineスクリプトも公開・販売されているものがたくさんあります。
例えば自分のフォローしているbotトレーダーさんが販売しているインジケーター用のPineスクリプトを購入し、こちらのTradingViewにコピペして実行することができれば、全くプログラムが分からない初心者の方でも購入したインジケーターやストラテジーを使うことができます。
今後もこういった形で公開されるソースコードが増えていくことが予想されますので、今のうちに基本操作を覚えておくと良いと思います。
TradingViewはbotによる投資の自動化というよりは、チャート解析、トレードを支援してくれるインジケーターとしての利用やバックテストなどの機能が充実しているのがポイントです。※bot運用する方法もあります。
いずれにせよ、bot、裁量問わずトレーダーの必須アイテムと言えます。
ここから先はTradingViewを利用していない方は意味が分からないと思いますので、こちらの記事を先にどうぞ。↓
TradingViewにアクセス
さあ、それでは「PineスクリプトをコピペしてTradingViewでインジケーターやストラテジーを動かす方法」の手順を紹介していきたいと思います。
まずはサイトにアクセスします。
Pineエディタにコピペ
「Pineエディタ」に入手したPineスクリプトのソースコードをコピペします。
botトレーダーの方が販売しているソースコードを利用するのもアリです。
※注意 ソースコードを購入した場合は、著作権を遵守しSNSやブログ等で転載しないように気を付けましょう。あくまでも個人での利用にとどめるのがマナーです。また、投資である以上、必ず利益が出るというものではありません。
「保存」して「チャートへ追加」
さて、ここでは一例として「COCO MA CROSS」という、以前、私が遊びで作ったストラテジーのコードを貼り付けます。ペタ。
コピペしたら、まず上図のようにPineエディタ内の「保存」をクリックします。
名前はそのままでも変更してもかまいません。
次に「チャートへ追加」をクリックします。
これで、チャート上にインジケーターが表示されます。ストラテジーの場合はロング、ショートのタイミングも表示されます。
これで、インジケーターやストラテジーの導入は完了。やったぜ。
こんな感じ。↓
以上、「超初心者がPineスクリプトをコピペしてTradingViewでインジケーターやストラテジーを表示する方法」でした。
※初心者向けにさらに詳しい手順の説明やバックテストの遊び方など、追加要素を大幅に盛り込んでnote記事にしました。↓
初心者向けの遊べるPineスクリプト「COCO MA CROSS」
本記事から派生した「COCO MA CROSS」というPineスクリプトを、解説記事とセットで note にて提供中です。
「COCO MA CROSS」は初心者向けのPineスクリプト導入用として極限までシンプルに仕上げた10行のソースコードです。
バックテストで遊べる。
売買アラートを鳴らす機能も盛り込んでいます。
初期型から改良を行い、初心者にわかりやすい構造にし、解説記事を大幅追記しました。↓
基本が詰まってます↑